お勧めの落語紹介

五街道雲助『ずっこけ』

閉店時間となった居酒屋で、ひとり残った酔っ払いが店の小僧を相手に盃を重ねている。小僧は眠くて迷惑がっているが、酔っ払いはいっこうに気にしない。

そこに現れたもうひとりの男。じつは酔っ払いの友達で、「銭湯に行く」といって出掛けたきり帰りの遅い友達を探しに来たのだ。友達にたしなめられて帰る気になった酔っ払いだが、いざ勘定となると一文無し。

「懐が空だから、誰か友達が通りかかって払ってくれるのを待っていた」という。仕方なく友達が担いで帰路についたが、まだ酔っ払いは呑みたがって呑み屋を探したり、尿意を催して公衆便所へ寄ったりとなかなか家に着かない。

ようやく家に辿りついたと思ったら、羽織っていたどてらだけで肝心の「中身」が居ない。友達が慌てて引っ返すと、人だかりがしている。道の真ん中で、素っ裸の酔っ払いが大声を上げて騒いでいるというのだ。

何とかこれを抱えて、家へ連れ戻したが・・・

古い江戸落語だが、上方にも『二日酔い』という似た噺がある。居酒屋で酔っ払いが小僧をからかうくだりを独立させたのが、三代目三遊亭金馬の十八番『居酒屋』。

『ずっこけ』は、戦後は三代目金馬のほか、六代目春風亭柳橋、五代目古今亭志ん生、八代目春風亭柳枝などの大看板が演じた酒の噺の代表的作品だが、最近は演者が少ない。

今回の演者・雲助は現代における代表的演者で、寄席などでよく演じている。この録音では常より大きく演じており、受け方もその分、派手。酔っ払いが「正月が来よが盆が来よが」と唄い出してからの後半は、爆笑の連続になっている。

古今亭菊志ん 『汲みたて』

夏。独り者連中が稽古屋に通い詰めている。美人の女師匠が転んだら食いつこうという物騒な「狼連(おおかみれん)」で、お互いに張り合っている。

ところが、師匠の家事を手伝う与太郎から、「師匠が建具屋の半次と出来ている」と聞いて、連中は怒り心頭。さらに、師匠と半次が大川(隅田川)へ内緒で涼みに行ったと知るや、「俺たちに何の知らせもなく、ふたりきりで涼もうってんなら考えがある!」と、全員揃って船を仕立て、馬鹿囃子の鳴り物を持ちこんで大川へ漕ぎ出す。

一方、半次と師匠は船中でシッポリ。半次が「ひとついい喉を聞かせよう」とすると突然、近所から馬鹿囃子が鳴り出すので、船頭に命じて船を移動させる。

そこで再び唄い出そうとすると、又も馬鹿囃子が!? 近くの船で稽古屋の振られ連中が、夏の日差しに大汗をかきながら馬鹿囃子をしているのだ。半次が怒って怒鳴ると、船同士で喧嘩が始まる。

「糞でも喰らえ!」「喰らうから持ってきやがれ」と罵りあっていると・・・

原話は瀧亭鯉丈の滑稽本『八笑人(はっしょうじん)』にあるほど、古くから江戸に伝わる噺で、川遊びの風景が描かれるあたりが江戸落語では珍しい。

洒落のめした内容の割に演者が少なく、戦後は六代目三遊亭圓生をはじめ、五代目三遊亭圓楽や桂文朝も得意にしていた。今回の演者・菊志んは、古今亭右朝から習っているが、立て弁風にスイスイと運び、振られ連中の馬鹿さ加減を愉しく描き出した。

「それに比べて屋根も無い船で、カンカン照らされて太鼓を叩いてる」という振られ連中の泣き言がじつに可笑しく、与太郎も独特で「デハハハ」と笑いっぱなしなのが珍妙。

 

 

落語って、最初はすごく難しそう…意味が分からなそう…ってイメージがあったんですが、実際に聞いてみたらすごく面白いってことが分かりました。

シンプルな落語から奥深い落語までいろいろとあるので、誰もが楽しめますよね。

これからは落語にはまりそうです。

そういえば、先日長く支払い続けていたクレジットカードの支払いが終わりました!

どうしても欲しかったバッグがあったので(某ブランド品で30万円…)、我慢できず、財布の中にあったエポスカード(※http://xn--ickg5bxdzeui.net/)を出してしまいました。汗

今月から支払いもなくなったので、落語を見に行く回数も増えそうです(‘ω’)ノ

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